太陽

先日、数年ぶりに静岡から、旦那さんの親友夫妻が遊びに来ました。
聞けば、翌日は映画「太陽」を観にいく予定だといいます。

私も以前から気になっていたのですが、日本公開まで間がありすぎて忘れていました。

早速その後、（連日満員御礼と聞いたので）新宿の朝一番の回で観てきました。
早いせいか、空いていて、ゆったり中央で観れました。

映画は、終戦間近から終戦後までの昭和天皇私生活フィクションです。

天皇をイッセー尾形さん、皇后を桃井かおりさん、侍従長を佐野史郎さんといったメインキャスティングで、圧倒的にすばらしかったです。

イッセーさん演じる天皇は、私の知っているそのイメージに大変近く、でも物真似ではない映画の中の天皇の姿でした。

また、いくつも大変可笑しいシーンがあり、こういう部分も含めて「これはイッセー尾形さんでなければ出来ない」と思える彼の演技が圧巻でした。

映像や音声も大変美しく、この穏やかな緊張感のある、無言の叫びのような映画の雰囲気を完璧に表していて感心しました。

きっとコノ映画を観た後は、昭和天皇の口癖「あ、そう」を使いたくなります（^.^）