レシピ:鯛の桜椀
●真鯛の桜色と、塩漬けの桜で、ほんのり春らしい大人のお椀です。桜の葉は、桜餅をつくる時のものを使います。鯛の切り身は小さめの方が上品な仕上がりです。
1)道明寺粉50gに対しカップ1の割合で熱湯を加えて、ふやかしておく。
2)真鯛の切り身に酒と塩をふり、グリル強火で焼き色が適度につくまで焼く。(中まで火を通す必要はない)
3)ふやけた道明寺粉を寿司の握りの形に整え、その上に鯛をのせ、桜の葉の塩漬けで巻いて耐熱容器に入れる。ラップをして電子レンジで3-5分加熱する。
4)小鍋に和風だしの素(手に入れば「地鶏かつお」をオススメ)、水、塩、酒、みりん又は砂糖少々を沸かし、色が茶色くなりすぎない程度に少量の醤油を足して、しっかり味をつけて整ったら、水溶きくず粉(片栗粉でもOK)でゆるめのあんに仕上げる。くず粉を入れてから、しばし沸騰させると粉臭さが抜ける。
5)鯛の中まで蒸された状態になったら、椀に盛りつけ、上からあんをかける。水にさらして塩気をとった桜の花の塩漬けを飾って食べる。
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みずうみ
著者:いしい しんじ |
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