うつろふ
東京の小田急線にのって、経堂のカフェで開催中の渡辺貴子さんの個展「うつろふ」へ出かけてきました♪
彼女は陶の立体作品を作る作家さんです。
私は彼女の銀座での展示と、同カフェでのグループ展を拝見したことがあります。
銀座での展示では、壁から床まで一息で並んだ作品や、床に沢山並べた作品が階段下の薄暗い空間にあったりして、モノトーンで大人ぽい、静かな澄んだ空気の印象が残っています。
私が訪れた日が雨だったからとか、会場の雰囲気のせいかもしれませんが。
本展は、柔らかい風合いの、どこかで観た事があるような有機的な形の作品が、棚と壁に並んでいました。少しルリッとした表面で色がほんのりアクセントになっている感じが、銀座での印象とは異なり、童話の世界のような温かいイメージを受けました。
そう、彼女の作品をみると物語を感じてしまいます。
今日はご本人が会場にいらした上、お知り合いの来客がたまたまなかったので、小品が並んでいる小窓辺の外にあるベンチで、近くの小学校から聞こえてくる子どもたちの声と気持ちのよい陽射しを浴びながら、私独り占めでゆっくりお話聞かせて頂けました。
(どちらの写真も外から会場を撮ったものなので、ガラス越しで訳わからない感じで、スミマセン;)
伺うとやはり今回は新たに釉薬(ゆうやく)を変えてみて、ガラスな感じと色を冒険してみたそうです。
そうそう、以前のは表面がザラっとした素朴な感じだったんです。それも素敵でしたが、当たり前に伝わってくるものが違いますね。
形はどこにでもよくある風景に観られる(?)イメージだそうで、なるほどコレは配管か?アレは雲か?ソレは建物か?と、だからなんだと言われてしまえばそれまでな、独り遊びもできます。
カフェの雰囲気も素敵なので、明日までの会期となっていますが、今日は21:00、明日は19:00までオープンなので、都合つく方はちょいと覗いてくつろいでみてください♪
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