2007イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
二日前、車で通りすがりにたまたま目に飛び込んできた、板橋区立美術館「2007イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」の看板。
「おっ」と思ったのですが17時だったので、もう閉館だろうと諦めそのままスルーしました。
そして本日用事を済ませた後、母に誘われたのが正にこの展示(☉0☉)!快諾して出かけてきました。
この美術館は私も母も訪れるのは初めてでした。
残念ながら私の母は、よく誘ってくるわりに下調べというものを怠る上、人任せにするお気楽な女性です。それなので、出かけてみては休館日だったり、開催前だったり、道に迷ったりとアングリ…なことしばしばです。
今回も案の定、西高島平駅からの道はわからないと車内で判明(^^;)結局駅前の地図を見て私が先導することに…しかもあてにしていた駅前にランチが楽しめるような店も見当たらず、見るものもないつまらない道で、炎天下の中ちょいと迷って20分弱歩く感じでした。
帰りは別のルートを選択しました。美術館前のバス停から出ている成増行きに乗って東武東上線を利用したのです。こちらの方が私の慣れた生活圏からのアクセスとしては便利でして、今後はこちらを利用したいと思います。
美術館自体は緑に包まれた中にあり、やさしい雰囲気の飾り付けがなされた絵本やグッズのショップとカフェ、そしてアトリエが1Fに。2Fが展示スペースとなっていました。
そうですね、公民館?文化センター?といった印象でした。
カフェでカレーランチをいただき、とりあえずお腹の心配がなくなって一安心。ひと呼吸置いてから展示会場へ入りました。
本展は、世界最大規模の絵本原画コンクール「ボローニャ展」の全入選作品を展示しています。見事日本人作家が17人も入選となったとあり、嬉しく観始めました。
感想は、いまひとつ。。なぜそう感じたのでしょう…キャプションや見せ方の問題でしょうか??自分でもよくわかりませんが、作品それぞれ巧いものだと感心しましたが、いまひとつピンと来なかったです。それぞれの作品も大変繊細なものから、大胆なものまで、素材も表現方法も様々でしたが、個人的に強く心に残る作品には出会えませんでした。
とはいえ「他人の頭の中って、自分では想像もできないイメージが湧き出ている場所なんだな」と実感する作品もあり、世界各国の作家さんの作品をまとめて観れ、沢山の絵本も手に取って観ることが出来てヨカッタです。
1Fのアトリエでは予約制の講座が開かれていました。ワークショップやデッサンなどの公開講座他、展示以外の活動に積極的にとりくんでいる様子で、絵本好きの方は出かける価値ありの美術館でした。
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