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フェルトの型抜き02

今日は風も弱めで快晴、気持ちよいですね。ちょろっと気分転換に、近所の哲学堂公園まで散歩にいきましたら、梅林がとても綺麗でした甘い香りがうっすら漂っていて、ぼけーっと眺めているお年寄りもちらほら。平和でありがたい時間でした。

さてフェルトの型抜き01の続き。

まず抜き型について検索してみるとレザークラフト関連で多くひっかかりました。
そこで面白い実験結果を掲載しているブログに遭遇しました。その名も「レザークラフトを少し」。
この方は、レザーチャームを市販のクッキー型を利用して型抜きトライされていました。誰もが“頭をよぎるが、実際にやってみるにいたらない”ところを、ナイスガッツです
お陰で、私はこの方法を試さずに済みました

やはり型抜きばかりは、身近なもので何とかならないと分かり、抜型製作所を検索することに集中しました。

プレス機で抜いてくれる抜き屋さんなるものもあるそうですが、私の場合は大量生産する訳ではないので、むろん手で打ち抜くことが前提です。
さらに型の価格が何万〜何十万もするなら、これまで通りハサミで地道にカットするしかないな〜というつもりです。

検索していて分かってきたのは、抜き型にも色々種類があるということ。
なかでも「スウェーデン鋼」という鋼自体に刃がついていて、それを形に曲げて作るものは、安価だそう。それならばとスウェーデン鋼に対応している型屋さんを見つけて、手始めに自作の図案も付けて問い合わせました。

しかし私の図案は複雑な形状のため、本格的な「トムソン刃」とか「ビク刃」という木の板に薄い刃を差し込んで製作するものでないと難しいとのお返事。
これらはお値段も本格的みたいで…諦めかけたところに、もう一軒問い合わせていた製作所から連絡が♪
電話でお話すると「出来るだけ似た形ということならスウェーデン鋼で出来るよ」と力強いお答えをいただきました

Img_3801 その製作所は「森島打抜型製作所」。一番はじめのお電話で、私の図案の中で一番簡単な型なら2000〜2500円とざっくりお話お見積もりいただきまして、一も二もなく製作お願いしました。
ただ、森島さんが何度も忠告くださったのは「木槌で打ち抜くのはかなり難しい」ということ。電話で手で打ち抜く基本やコツを教えていただき、アドバイスに従い、とりあえずまず一つ型を作ってもらって出来るか試すことにしました。
下に敷く硬質ゴム板と握り付きあて木もお任せして一緒に注文しました。

Img_3802 完成して届いた型は、図案通りの素晴らしい出来!この型のお値段は3800円でした。仕上がりをみて感動しました!まさに職人の仕事ですねぇ。
とりあえず家にあるプラスチックハンマーを使って、早速玄関で旦那さんに打ち抜いてもらうと、マンション中にハンマー音が鳴り響く上、森島さんがおっしゃる通り想像以上にスッキリ抜けません
重たい木槌でという森島さんの教えに従うべく木槌を買いに行くか、抜き型を諦めるか、また悩ましい壁にあたりました。。木槌と練習で上手くなっても、この音は問題ですからねぇ。うーん。

つづく

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コメント

こんにちは、「レザークラフトを少し」の
素人レザークラフトマンです。
リンクをたどってやってきました。

拙ブログの失敗エントリーをご紹介いただき
ありがとうございます。笑をさらした甲斐がありました(^.^)

ビク抜きの型を少量でも作っていただけるところがあるんですね。とても参考になりました!!
また来ます。

ご訪問ありがとうございます!
勝手に紹介させていただいておきながら、そちらにコメントさせていただきそびれていて、失礼しました

一人型抜きプロジェクトで途方に暮れている時、素人レザークラフトマンさんの記事で笑いを頂戴しましたありがとうございました☆
こちらもまたお邪魔します。

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