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SOTO上映会:「都会のアリス」と心の糧

連休最後の本日は、おなじみシネマカフェSOTOの2月上映会の最終日でもありまして、出かけてきました♪
今回は名匠ヴィム・ヴェンダースの“「都会のアリス」と心の糧”。
やっぱりジンワ〜リくる良い映画ですね〜☆

ひょんなことから預かることになったお荷物少女と中年男の旅物語なのですが、見終わったら、なんだかぼーっとしてクッタリしちゃいました。
自分が飛行機に乗ったり、慣れない子どもに振り回されたり、情が移った頃に訪れる別れがある旅から帰ってきた錯覚に陥ったみたいです。

まあ、飛行場で初めて会った人に自分の娘を預ける母も、預かる主人公も、ありえないといったらそれまでな設定なのですけどねー。わりとすんなり少女と二人で飛行機にのって行っちゃうのですよね〜主人公のフィリップ。

でも、仕事に生きることに煮詰まり、おまけにお金にも行き詰まっている、そして年齢も決して若くない男の設定は、すごくリアルですよね。
身の回りにも居そうですし、薄皮一枚向こうに行けば自分もそういう状況になりかねないですし(^^;)容易に共感できました。

自 動証明写真機で二人で撮る記念写真のシーン、彼が撮りまくるポラロイド写真、「見えるものが写っていない」とつぶやく主人公、クイズの答えが夢と聞いて 「ほんとにあるものじゃなきゃだめ」という少女…心にとまる箇所がいくつもある中で、何度も繰り返される音楽がひときわ耳に残りました。
なーんだろ、気持ちのよい音ではないのですが、映画にぴったりでした。
エンドロールに「音楽:CAN」とあって旦那さんが反応していました。気に留まった音楽がCANのものなのかハテナですが、家に帰ってからCANについて知りたくて、旦那さんのCDを借りて聴いています♪

20080211093 ところで上映会後のお楽しみ。
今回のTAROさんの料理は、ご覧の通り映画のイメージにあわせて機内食風☆グッと来ました流石です!
メニューは「ハッシェとフッツポット」でした…といってもさっぱりですよね。
これはオランダの代表料理だそうで、ハッシュドビーフとマッシュポテトのことだそうです。クローブのアクセントがしっかり利いたハッシェは、自分でも今度つくってみたいと思いました♪
20080211092今回は味も機内食を目指したそうで、パンも美味しすぎない機内食のパンのイメージとのことですが、十分美味しかったです。

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コメント

『都会のアリス』とてもヨカッタです。
ロードムービーといえはヴェンダース。
そうそう、ジンワ〜リね。
まさに“旅”をしてる気分になってしまい
小さなツッコミも自然に受け入れてしまいました。
しかしあの主人公が31歳と答える台詞の時、
仲間全員が「ウソでしょ!!!」と思ってたようで
こればかりは言わずにいられませんでした(笑)

あと、機内食を模したお料理には
心を鷲掴みにされました☆
ほかにもキッシュや生ハムのバゲットサンドなど食べ
満喫して帰りましたよ。
店主にもご挨拶してきました。

また面白そうなのやってたら行きたいな。
十条ってあんなに近かったのね(w

そうよね〜色々無理くりポイントある中で、31歳は一番つっこみたいところだわね(^^;)
気に入っていただけて、きっとオーナーも喜んでいます♪ありがとうでした。
十条は池袋からすぐなので、是非また!
毎月1本映画会やってますが、今月は来週末もう1本あります!

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