SOTO上映会:「マッチ工場の少女」と最後の晩餐
今月は行って参りました、シネカフェSOTOの映画会。
今回はアキ・カウリスマキの「マッチ工場の少女」…と?あれ?いつもはお料理のタイトルもあるのですが、見当たりません。でもちゃんと美味しい映画に関連するTAROさんのお料理付きでしたよ。(※後日再確認したらお料理のタイトルは「最後の晩餐」とありましたので、こちらのタイトルも修正しました)
マッチ工場でマシンのように同じ作業を繰り返す仕事をし、ダメな母と母の男を養いつつ、ボロ家にくらす不幸臭タップリ少女の負け犬人生映画。
私は数回観た事があるのですが、何度みても大好きです。あまりに負け組過ぎるのに笑えますし、台詞が少ない独特の空気がなんともいえず良いですし、主人公イリスが「殺ってやった!」時は、すっかり彼女の気分で爽快になります。
イリス役のカティ・オウティネンさんなくしてあり得ない映画ですよね。
お楽しみの映画にちなんだお料理は、母と男を毒殺する晩餐と同じローストチキン。
そしてマッチを擦ってろうそくを灯し、その灯りでマッチの香りもスパイスにして頂きましょうというお食事でした。
久しぶりにマッチを擦りました。いいものですね、この香り。忘れかけていました。
おまけにブラックジョーク。毒の瓶にちなんで、同じく茶色の小瓶も食事についてきました。これをお冷やに垂らしていただいてみてくださいとのこと。恐る恐る確認すると、小瓶の中身はオレンジの香り広がる美味しいエッセンスで、香りよいお冷やになりました。
TAROさんはやっぱり面白い方ですね。
いつもながら美味しかったです♪チェリーのソースがいけてました☆映画は観た事あるものでも、お料理があるから楽しみなんですよねぇ。
本上映期間限定のクランベリーソーダは旦那さんがいただいてましたが、暗闇で光るコアントロー・コーヒーは満腹にてオーダーできず。
どんな一品だったか拝見できなかったのが、ちょっぴり心残りでした。
次回はまたどんなお楽しみが待っているのかな??
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