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ノーカントリー

もう皆さんはご覧になりましたか?
我が家は、近所での上映が終わってしまうと慌てて昨日観てきました「ノーカントリー」。改めて調べたらG.W.後からはじまる劇場もあるようで…まだの方は是非!!私ももう一回みたい!という傑作でした

のっけから鷲掴みにされます、おかっぱの殺し屋に!間違いなし!

悪いんです、サイコパスなのです、このおかっぱ。主役は保安官なのでしょうが、この映画を観た後に強烈に脳裏に残るのは、このおかっぱのことです。本気で怖い緊迫しっぱなしでした。
ハビエル・バルデムさんというスペインの俳優さんが、このおかっぱ殺し屋の役でアカデミー賞助演男優賞を受賞されています。当然ですね、おめでとうございます。

ついついインパクトの強い殺し屋のことばかりになってしまいましたが、そこはコーエン兄弟の作品、もちろん見所は殺し屋のみならず。これまで、不条理は高度なユーモアで、それが現実だと彼らの映画から教わりました。
今回の作品は原作があるそうで。私は読んだことないのですが、こういうの現代西部劇というのですかね?いやはや久々本当に力のある人の仕事に触れて、心ふるわされました。

偶然手にした麻薬取引の大金を持って逃亡するモス。彼が格好いいんですいやー男ってこういうのですよねぇ〜。ベトナム帰還兵と解った時点で合点がいく、モスはそんな男です。
そして金を取り返すため組織に雇われてモスを追う殺し屋がおかっぱ。そしてそれを阻止しようと奮闘する主人公の老齢の保安官。
「NO COUNTRY FOR OLD MEN」
うーん、私はもはやオールドなのでしょうか…。

80年代砂漠からはじまる逃亡劇で、馬も出てきます。ガンも出てきます。でもおかっぱの武器は酸素ボンベ、自作エアガンです。コインの裏表で殺すか殺さないかも決めます、やられても自分で無言で治します。

「起きてしまったことはどうにもならない。」「アグア。」「ただの世間話で機嫌を損ねられたらどうしたらよいか。。」「ユーモアのない殺し屋。」「一目で普通じゃないとわかったわ。」「骨がでてるよ。」 「火で寒さと闇を正す。」

…こんなような頭に残る台詞たちが沢山ありますが、どうにも内容が多すぎて、いくつも手にこぼれたところがありまして…これはやっぱりもう一度観るしかないと見終わった後に思いました。

エンドロールのキャストに「“Agua”Man」とあったのにちょっと笑っちゃいました。
とにかく素晴らしく面白い映画でした

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