地球データマップ 汚染される惑星
楽しみにしている海外ドラマ、我が家のレギュラーが入れ替え時期です。
バトルスター・ギャラクティカ シーズン1は衝撃の結末で幕を閉じ、シックスフィートアンダー5は相変わらずヘヴィーな展開でスタート
人工知能と戦いつつ地球をめざす人類の宇宙旅行にしても、アメリカ現代社会の問題をブラックユーモアまじえて描くヒューマンドラマにしても、愚かな自分になっちゃぁいないか省みるのにも役立ちます。
深夜テレビを何気なくつけて見た番組「地球データマップ 第3回汚染される惑星」で、未来を想像する力及ばず、とてつもない大きな悪影響を地球に与えた愚かな人類の問題がとりあげられていて、眠つけなくなりました
番組は、便利な暮らしを求めた結果 環境問題が深刻になっていること、原子力発電所の事故による放射能汚染の危険、化学汚染…などなど今や聞き慣れたワードがベースでした。
しかしショックだったのは、ナビゲーターのKIKIさんの血中に、平均値より高い、環境ホルモンのPCB(ポリ塩化ビフェニール)が検知されたシーン。
今現在は規制も厳しくなり、危険な物質は身の回りにないと思っていたのですが、実は過去の有害な化学物質が地球中に散らばって残っており、我々も日々危険にさらされているのだと教えられました。
食物連鎖のトップにいるものほど、毒が濃縮されて被害がでるそうで、地球上のイルカの体内には高い濃度のPCBが検出されているし、各地でPCBの影響と思われる奇形の動物が沢山発生しているというのです。
人間が化学物質を使いだして約50年そこら。日本では30年以上前にPCBの製造中止がなされたというのに、PCBなどの環境ホルモンは分解されにくく、地球全体に広まってしまうということなのです。
とはいえ、なかなか実感できないのが愚かしいところ。
わりと食べ物気をつけてる私には深刻に関係ないだろうと思っちゃってましたが、こうして自分より若い方の血中値という具体的な形で見せられて、ようやくハッとしちゃいます。
きっと私も血液検査したら、かつおとか大きな魚大好きですし、沢山PCBがたまっているのだろうなぁ…。
水俣病とか規制の薄い時代の悲劇を学んだり、「水銀がたまっているから、特に妊婦は食べる魚を選ぶ必要がある」と聞いたりしますね。
しかし、それは過
去のこととか、妊娠したら気をつけようといったくらいの認識で、うっすらぼんやり有害な化学物質の存在をわかっていても、これといって意識せず
暮らしていて、確実に体内にたまっていること全く自覚していませんでした。
怖いのは、化学物質の影響をうけて100歳以上まで生きた人間がいない…つまり前例がないので、本当の問題は誰にも解らないということですよねぇ。
ま、怯えていてもどうにもならないので、対策を
個人レベルで化学物質汚染を防ぐには、無農薬・無添加のものを選んでバランスよく食べるとか、シャンプーや殺虫剤などの使用を控えるとか、塩化ビニルを燃やさないとか、ゴミを減らすとか…だそう
エコライフに意識の高い方、特に女性は目立つようになったと感じますが、「無農薬とかエコとかこだわってばかりの女はしんどい」という男友達の意見も耳にしました。
むーん、そういってる場合じゃないと思うので、私はこのまま無理しない程度ですが、手間ひまかかるけれど化学物質の汚染を気にした暮らしを続けたいです
« 古着ぬいぐるみ「なまけもの」in ビーチ? | トップページ | 豆しば »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ダラス・バイヤーズクラブ(2014.03.27)
- ダークナイト ライジング(2012.08.06)
- シークレット・サンシャイン(2011.12.29)
- 彼女と彼(2011.08.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント