SOTO上映会:「はなればなれに」
寒いですね〜!昨夜は久々に映画館で映画をみてきました。
それも、これまた久々なシネカフェSOTOで。今回はゴダール作品「はなればなれに」の上映会でした
「はなればなれに」は、二人の男と彼らに挟まれた女の子、三人の恋愛と脱税金強奪の物語。ですが、筋はどうでもいいのですよね、こういう映画は。(まだ観た事ない方は以下読まないでください
)
英会話学校では、辞書に見える箱の中から取り出した酒をチビチビやる生徒や先生のお尻を触る生徒。車道はみだし歩道に乗り上げてUターンする車。虎飼ってるご近所。ボートの橋渡し。ルーブル美術館を駆け抜けて鑑賞。やたら走り回るオディール。1分間の沈黙ゲーム。オサレなダンス。かっこ閉じるとか閉じないとかいう監督のナレーション。。などなど。
お行儀よく神経質で孤独で閉塞的な現実の中、自由奔放やりたい放題の面白いこと思考したことを書きなぐった雑記帳みたいな映画でした。
詩人や小説家の名前を主人公たちにあててたり、意味深い台詞なんかが、奥深さを示唆していましたから、造詣の深い方ならもっと色々なところを堪能できたのでしょうね。私は表面的に、勢いのある可愛らしい自由な感じを楽しみました。
こういうのが当時は斬新だったのですね〜これが「ヌーヴェル・ヴァーグ」なのですね。
女の子、オディールの惹かれた男子はアルチュール。
でも私は駄目ですね〜こういう男性。だって水道の水を出しっ放しで平気なタイプですよ。このシーンはもう、水が勿体ないと気になって仕方なかったです
脱線しますが、現在放映中のテレビドラマ「ありふれた奇跡」でも、おじいさんが青菜を茹でるシーンで、鍋を火から外したのに、火を消し忘れたまま、青菜洗ったり絞ったり…ずーっとガスコンロの火がついたままでした。こちらはおじいさんのキャラを表した演技ではなさそうですよね〜それとも男所帯のおおらかな感じを表現していたのかしら?ともかく気になって仕方なかったです。
SOTOの映画にちなんだプレートは、今回映画で印象的な料理のシーンがなかったということもあり、ヌーベルヴァーグにちなんで、ヌーヴェル・キュイズィーヌな一品。
いちごやニンジンソース(オレンジが入ってる?)の甘酸っぱさが、ボリュームある肉を爽やかにカジュアルに食べさせてくれる、見た目に鮮やかな、いつもながら美味しい料理でした★
上映会は火曜まで(火曜はプレートなし)。SOTOへレッツゴーで願います♪
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