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大反撃 [Castle Keep]

うなぎの骨せんべいをバリボリやっていたら、私の歯の方も「バリっ」となりました
下の奥歯1本、縦に割れていました歯の1/4ほどでしょうか。。削り取って金属の詰め物をすることに。
丈夫になるためのカルシウム摂取が仇となりましたみなさまも硬いものを食べる時は、お気をつけ下さい。

P1020358 ところで先日、旦那さんが注文したDVDがなっかなか届かず、業者が再送の手配をしてくれました。すると同じ頃に両方届きました
見れば最初のは、なにがどうなったか?なんとジャマイカに行ってしまっていたようで、酷く遅くなったと判明。長旅をしてきたDVDちゃんでした
そうしてジャマイカ経由でやってきたDVDたちの1本、「大反撃」を昨夜楽しみました☆

これがとっても面白かったデス〜
見終わると「大反撃」というタイトルにちょっと首をかしげてしまいましたが、原題は「Castle Keep」。字幕では“城の楼閣”とありました。keepには天守閣とか本丸という意味があるそうです。“(城を)守る”のkeepとかかっているのですかね?

第二次大戦の戦争映画なのですが、いままで見たことのある所謂戦争映画とはひと味ちがっていて、寓話のようなのです。
そうリアリティがなくて、まるで夢の中のようなお話の流れ

まとめれば、補充兵として集められた色々な業種の少数アメリカ兵たちが、辿り着いた古城にたてこもり、ドイツ兵の戦車軍団と戦うお話です。
それだけだと普通な戦争映画にみえますが、違うのですよねぇ〜☆
出て来る女性は皆恐ろしく美人だったり、アメリカ兵に扮する名探偵コロンボで有名なピーター・フォークはパン屋の女主人とあっという間に家族になっていたり、娼婦が戦車をやっつけたり、ワーゲンで池の中を走ったり、絵画の中の女性が動いて見えたり、戦火の飛び交う中パンを捏ねていたと思ったら急に軍人に戻ったり、宗教家に転身する元軍人軍団が歌っていたり、ドイツ軍が消防車で攻めてきたり…はじけてました

市民や軍人を通して戦争を描いているのではなく、戦争を通してブルジョワ(貴族)・軍人・平民などなど色んな立場な人間(哲学)の違いについて描いていました。
血を残すため姪を妻とした上、訪れる軍人と子作りさせる不能の伯爵が「歴史を破壊するのが戦争なのだな」と言います。
ピーター・フォークは「男には、女子どもと暮らすのが必要だ」などと言います。
登場人物は皆それぞれ異次元の生き物でした。

監督は「トッツィー」などで有名のシドニー・ポラックさん。
この映画、とってもヨカッタです☆☆☆

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