NHKスペシャル 無縁社会 〜“無縁死” 3万2千人の衝撃〜
美大時代の学友。彼女の息子さん(小4)の絵が受賞して、今度ルーブル美術館に飾られるそうです
「早くも息子に先を越された」と綴られた葉書は、4人の子供のお母さんとして立派に暮らしている学友の、素敵な空気が込められていて嬉しくなりました♪家族っていいですよね☆
私は家族とか挨拶とか大切にする性質でして、年上の方とのお付き合いが多いデス。同世代や年下の方には、うっとうしい性格なのかもしれません。
でもお陰でありがたいことに、(まだ子供は授かれませんが)家族の縁がなく身寄りのない生活…なんて不安は今のところ全くないデス。
ところが近年、孤独死とか老後一人籠りとかゴミ屋敷とか、耳にすること増えましたよね?
すごーく気になっていました。なぜなら私自身お付き合いのあるご年配に、独居で周囲とも殆ど交流なく暮らされている方や、独身なので中年のうちから老後計画を綿密にして生きている親戚などがおり、身近に触れる話題だったからです。
親戚は我々身内が仲良くしているので問題ないとしても、独居の先輩は今や私がお宅に遊びに伺うのもご迷惑な様子なので年賀状だけの関係になりまして、他人様ながら気にかけています。
そう、こうして「他人様に迷惑かけたくない」とシッカリ自分とマナーをもって生きていらっしゃる方ほど、寂しくても頼らず、年々社会との縁が薄い暮らしに進めていかれてしまう気がしないでもないのですよねぇ。。
そんなところに先日、NHKで「無縁社会〜“無縁死” 3万2千人の衝撃〜」という番組が放映されていました
きっとご覧になった方も多いと思いますが、本当に苦しくなるようなドキュメンタリーでした。。
どんな理由があってこうなったのか我々には計り知れませんが、番組がちょっと調査したら本籍も名前もわかったのに、行政では“行旅死亡人(こうりょしぼうにん)”扱いで処理されている方があることに、ショックをうけました。
私も初耳でしたが、法律上では、氏名本籍など不詳で遺体引き取り手のない死者を“行旅死亡人”というのだそうです。
他にも生涯独身で身寄りもないため、自分が亡くなった時の埋葬までをNPOに依頼する方が急増している実体とか、血縁者がいても引き取り拒否で検体として活用されているケースとか、熟年離婚されて家族と健康を失いホームで孤独に生きる方とか…。
まぁいつ自分も同じような状況に陥るかもしれない話なのですから、大変考えさせられました。
たしかにズケズケ踏み込んで来過ぎるのも、骨肉の争いなんてのも問題ですけど、人間一人では生きていけませんからね。結局生死の話題に深入りできるのは血縁者ですものね、見失わないよう、良い家族の絆構築を念入りに心がけていきたいものです。
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