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新居計画06:施工会社に不満を抱く

八月の終わりですね。さっきとうとう仕事の確認用にwindowsのパソコン買ってしまいました

これまではMacにwinを同居できるソフト使ってたのですけど、確認するだけっていっても使う時は使うし、動き今ひとつだし、不便だったのですよねぇ。
結局お客様の環境はwindowsってことが殆どですし、電子手形決済とかもウィンドウズでないと使用できなかったりで、長年粘ってMacオンリーできましたが奮発しました。

うーん、なんだか欲しくないけど必要な高額な物買う気持ち、仕事用のスーツ買う気分に似てる。久しぶりに味わいました

さて、新居計画ですね。
申請できる形の図面が出来たので、「即正確な見積を」と施工会社に意匠家が申し送ってくれていたのですが、一向にあがってこないのです


どうも意匠家の勤め先が学校なものですから、夏休みは連絡がとれなかったという言い訳が施工会社から後にあがってくるのですけど、「なーんかヤル気ないなぁこの担当」って嫌な気分がわき始めてました。


結局、夏休み明け意匠家が「大変な問題が…」と神妙な面持ちで施工会社からの返信を伝えにきたのですが、これまたドヒャー!な内容でした。
これまでの概算見積は立地を見ずに立てたもので、今回初めて現地と図面をみたら、概算もオーバーするし、もっというと工事できないというのです
温厚にしてきた私も流石に「はぁ?」って思いましたけどね、意匠家に謝られても仕方なし。
解決するために、状況を現地で担当者とともに把握することに。


とりあえず現地に集合し、この立地で追加費用の元になったのは何かと尋ねると、敷地の前面一方通行の道路を止める大変な手続き業務と、3階の鉄骨を手であげる業務だというのです。


まず、ミキサー車からコンクリートを流す作業日が3回ある計画なのですが、道路が4mと細い一通だから止めなきゃならないっていうんです。
それで警察に行くと、半径何キロだったかの全住民にお知らせして反対がないようにしなきゃならない正規の手続きをっていわれたので、無理だというのです。住民である施主が依頼しに行けば少しは甘く許されるかもということで、自分で警察へ行ってみてくれというのです...はぁ?ですよね。
前面が4m道路だってことは地図みりゃ分かるのに、概算時に確認しなかったのは怠慢だし、こういう手続きもやっての施工会社でしょ


もう一方は、鉄骨をクレーンで上げる予定でいたのに現地にきたら電線が沢山あって無理そうなので、手上げ作業分の加算修正となるというのです。


…概算オーバーの問題は置いておいて、最も問題の「工事できない」っていう理由を尋ねると、ミキサー車を止めておく場所が無いというのです。


…絶句。プロとは思えないヤル気のなさ。


もうこれはナメられているとしか思えなかったのですが、意匠家の紹介で少ない予算にあう概算を出してくれていた会社であることも汲んで、ハイ、とりあえずその日は肩を落として旦那さんと二人でトボトボ歩いて帰り、飲みに行った記憶があります。


すごーく熱が出る程考えて、土地仲介業者にも電話でお知恵拝借相談したり、ネットで狭小住宅を建てまくってるって宣伝の隣区の見知らぬ業者にも電話して「あなたがメチャクチャな計画を立てたからだ」と叱られただけでウンザリとなったり、我ながら血迷い行動をサクサク起こしながら、行き着いた結論が。。。
我が敷地から少し離れた敷地脇の道路が広くなっている部分にミキサー車を置かせてもらえないかと町内会長に相談してみるという案でした。


あくる日は、現地周辺に我が敷地がどの町会に属しているか調べて、その会長の連絡先を手に入れるミッションを敢行。数件目のクリーニング店で無事会長の電話番号をゲット


翌日だったか電話で奥様に相談を伝えると、夕方会長が対応してくれるといい、お会いすると信じられない程の理解力で説明不要。
現地へ一緒に向かう道すがら、少し離れた敷地の管理人に電話で使用許可をゲットしてくれた会長は、もはや神でした


やはり町内会長ともなる方は、もう人間が違うのですね。
格好よすぎの江戸っ子的な会長。やっとゆっくり眠れます、私もああいう人間になりたいと感謝したものです。


これで難問クリアということで、その場で施工会社の担当者に連絡し、後は費用が追加された見積を待つこととなったのです。


つづく

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